諸國眞太郎クリニック
2016 年 37 巻 2 号 p. 165-169
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半導体レーザーによる伏在静脈瘤の血管内焼灼術は2011 年の保険収載以来急速に普及している.今後,標準術式になると予想されガイドラインの範囲を超えた病態への応用が期待される.今回,ストリッピング術再発例に対する硬化療法を併用した伏在静脈焼灼術および不全穿通枝に対する経皮的焼灼術の有効性を検討した.術後1 か月,6 か月, 1 年の閉塞率はそれぞれ97.0%,86.4%,72.0% と92.9%,77.4%,66.3% であった.中長期閉塞率を向上させるためには今後さらなる検討が必要である.
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