日本レーザー医学会誌
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消化器外科領域における光線医療技術の実践
並川 努 井上 啓史佐藤 隆幸花﨑 和弘
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論文ID: jslsm-43_0027

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抄録

5-アミノレブリン酸(5-ALA)を用いた光線力学診断(PDD)は視覚的に腫瘍の局在を明瞭にすることが可能で,インドシアニングリーン(ICG)蛍光法は,肉眼では見ることのできない生体深部情報を非侵襲的に観察することができる.鏡視下手術を含めた消化器外科領域の様々な診療においてこれらの光線医療技術を併用することで,安全な低侵襲手術実施への貢献,診断精度および治療成績の向上が可能であり,さらなる普及が期待される.

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