昭和医学会雑誌
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脳卒中片麻痺の四肢血流に関する研究―99mTc-HSA集積曲線法及びplethysmographyによる測定―
栗山 節郎
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1985 年 45 巻 5 号 p. 653-664

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抄録
脳卒中片麻痺患者の四肢血液循環動態を調べるため, (1) 99mTC―人血清Albminを用いて下肢血流を調べた.その結果は片麻痺発症後15カ月未満では患肢血流量の多いものが多く, 15カ月以後では逆に患肢血流量が少ないものが多く, 統計学的に右片麻痺と左片麻痺で比べると上記傾向は左片麻痺の方がはっきりしており, Brunnstrom stage・歩行能力・年齢と血流量の相関はない. (2) plethysmographyを用いて四肢血流量を調べた.その結果は, 片麻痺発症後1年未満では患側上肢血流量の多いものが多く, 1年以上では患側上肢血流量の少ないものが多い.統計学的には発症後経過月数と上肢血流量の間に相関はあるが下肢血流量にはなく, Brunnstrom stage・歩行能力・年齢と四肢血流量の間に相関がない.
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