昭和医学会雑誌
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田七エキス (HK302) に関する薬理学的研究
第1報抗炎症作用の検討
岡崎 雅子, 坂本 浩二, 柿本 雅範, 広瀬 由美, 高杉 直之, 不破 亨
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1987 年 47 巻 5 号 p. 665-668

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抄録
加熱処理した田七を30%エタノールで抽出し, 凍結乾燥して得られたエキス (HK302) を用いて経口投与による抗炎症作用を検討した.カラゲニン足蹠浮腫では, HK302の500, 2000mg/kgで抑制の傾向が認められたが用量依存性は認められなかった.毛細血管透過性については, 同用量のHK302で抑制作用は認められなかった.対照薬として用いたIndomethacin 30mg/kg経口投与では, 両者共著明な抑制作用が認められた.以上の結果から, 経口投与によるHK302の抗炎症作用は, ほとんど無いか, あってもきわめて弱い作用であると推察された.
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