昭和医学会雑誌
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上部小腸灌流実験によるラット膵外分泌調節機序の検討
―Intraluminal Feedback Regulation におけるCCK Releasing Factorの関与の可能性―
竹内 義明野津 史彦中野 幾太田中 滋城八田 善夫
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キーワード: 膵外分泌
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1992 年 52 巻 2 号 p. 141-147

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抄録
膵外分泌のfeedback regulationの機序を明らかにするため膵液胆汁瘻 (diversion) ラットに小腸瘻 (jejunal fistula) を作成し上部小腸の灌流 (wash out) を行った.Diversionにより亢進した膵外分泌はwash outにより膵液量・蛋白量・重炭酸排泄量のいずれも経時的に減少し, CCKも灌流の後に減少を認めたことから, 灌流液内にCCKの分泌を刺激するfactorの存在が示唆された.そして膵液内に分泌されるmonitor peptideとは異なり, このfactorは十二指腸内に分泌されるものと思われた.
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