昭和医学会雑誌
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慢性痛と実験動物モデル
花川 一郎久光 正
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1996 年 56 巻 2 号 p. 125-132

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抄録
痛みの機序の解明や治療は我々にとって重要な命題である.これまでは生理学を中心とした分野で, 急性痛のうちの特に侵害受容性疼痛に対する基礎研究から神経伝達路に関連した研究が進歩してきたが, 最近は慢性痛の動物モデルによる研究が盛んになってきた.今回, 我々は慢性痛の動物モデルの現状と慢性痛に関する最近の知見を紹介する.今後このようなモデルを使用した実験から神経痛に関する新たな発見や有効な治療法の開発が急速に進歩すると思われる.それらの結果が臨床的研究に大きく貢献することが期待される.
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