昭和医学会雑誌
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呼吸困難を主訴とした高齢者のMorgagni孔ヘルニアの一例
斎藤 充生幡谷 潔石田 康男桜井 修門倉 茂樹長崎 秀彰山口 真彦緑川 武正真田 裕仲吉 昭夫熊田 馨
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1999 年 59 巻 4 号 p. 481-483

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抄録
84歳, 女性.呼吸困難を主訴に救急外来を受診し, 胸部単純X-Pにて右肺野に含気性の異常陰影を認めた.胸部CTでは肝前面より右胸腔内に脱出した腸管を認め, 胸骨後ヘルニア (Morgagni孔ヘルニア) 診断にて緊急入院となった.呼吸状態の安定化を待ち, 待期手術を施行した.手術は経腹的にアプローチし, ヘルニア内容 (全小腸, 横行結腸, 大網) は容易に腹腔内に還納することができた.ヘルニア嚢は切除せず, 手術を終了とした.
術後経過は良好で第20病日に退院した.
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