市民と事業者、行政によるパートナーシップ組織である京都市ごみ減量推進会議では、2007年度から、ReduceとReuseの2Rに重点をおいたまちづくりを進める「2R型エコタウン構築事業」に取り組んでいる。リペア・リメイク情報発信事業では、市内の日用品の修理店舗を紹介するwebサイトを構築・公開した。掲載店舗の44%にサイトの利用者からの問い合わせがあるなど、店舗の利用促進に一定の効果を発揮している。また、市内の1商店街をモデル商店街として取組を進めているエコ商店街事業では、レジ袋の辞退等でスタンプを押印するエコスタンプ事業を実施し、推定で期間中に3割程度のレジ袋の削減を達成した。また、マイバッグや容器の持参、簡易包装商品の積極的な選択による容器包装ごみの発生抑制効果を検討する実験を実施したところ、積極的な取組の実施で、容器包装ごみの発生量を半分程度に抑えられる結果となった。