廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第21回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: D4-2
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D4  埋立地内有害物質等の挙動
都市ごみ焼却残渣からの多環芳香族炭化水素抽出溶媒の検討
*佐藤 昌宏, 東條 安匡, 倉田 泰人, 松尾 孝之, 松藤 敏彦
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抄録
 焼却残渣中の多環芳香族炭化水素(PAHs)の含有量分析は,有機溶媒抽出によるものが一般的であるが,分析結果はその回収率に依存すると考えられる.本研究では3種の底灰に11種類のサロゲート物質を初期添加し,それぞれ3種類の溶媒(acetone/hexane:A/H, dichloromethane:DCM, toluene/methanol:T/M)を用いてソックスレー抽出を行い,回収率の比較を行った.さらに,回収率に影響を及ぼす固相マトリクスとしてTOCを想定し,TOC量が回収率に影響を及ぼすか議論を試みた.結果として,naphthlane-d8やacenaphthene-d10では抽出後の濃縮やクリーンアップでの損失の少ないA/H抽出が有効であり,一方,chrysene-d12以上の高沸点のPAHsに対してはT/M抽出が有効であった.DCMやA/H抽出では,TOCの異なる灰種間で回収率に差が見られ,特にDCM抽出では最もTOCが大きかった灰試料では著しく回収率が低下した.一方,T/M抽出では灰での差異は小さかった.
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© 2010 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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