廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第21回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: P1-D4-11
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D4  埋立地内有害物質等の挙動
セメント固化された飛灰からの元素溶出挙動におけるバッチ試験とカラム試験の比較
*竹下 恭平所 千晴川上 智
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抄録
一般廃棄物焼却で発生する飛灰は一般的に重金属等を不溶化・固化したのち最終処分されている。現状では,飛灰は適正に最終処分されている。しかしながら,元来,多種の重金属を比較的高濃度に含有していることから,その溶出特性を詳細に検討することは,最終処分場における管理の観点から非常に重要である。そこで本報では,セメント固化された飛灰を試料とし,バッチ試験とカラム試験を行い,Al,Ca,Cu,K,Mg,Na,Pb,Si,Srの溶出挙動を詳細に検討した。その結果,バッチ試験における溶出の経時変化を調べたところ,飛灰中の成分には,一旦濃度が上昇してから再び減少する成分(Al,Si,Mg,Cu)としない成分が存在することがわかった。これは,再沈殿および再吸着が原因であると推察される。また,カラム試験では,特に再沈殿/再吸着しない成分を中心に,試験の初期においてバッチ試験の2~5倍に相当する高濃度の溶出が認められることが確認された。
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© 2010 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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