抄録
金属スクラップ(雑品)の中には有害物質等の混入の恐れがあるほか、火災が港湾で発生しており、環境と災害上の問題が懸念されている。このような金属スクラップについて、有害物質管理・資源回収の観点から、含まれる品目や有害物質の混入状況などを明らかにし、適正管理方策に資することを目的として、輸出予定の金属スクラップに対する調査を実施した。金属スクラップ約10tに対する品目調査を3回実施し、産業系では業務用ガス器具など、家庭系では家電類が多いことを確認した。有害物質管理の観点から湯沸かし器の熱交換器の鉛メッキなどが確認されたほか、エアコンから未回収の冷媒としてCFC12を検出した。