廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第22回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A8-6
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A8  海外調査
生ごみコンポスト事業に関するアジア都市間ネットワーク化支援
*田村 えり子ジャガット プレマクマラ ディキャラガマラララゲ廣畑 和祥
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抄録
 JICA、北九州市、財団法人北九州国際技術協力協会(KITA)、財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は、J-POWERグループ株式会社ジェイペック(J-POWER/Jpec)の協力を得て、同社の高倉弘二氏が開発した「高倉方式生ごみ堆肥化技術(タカクラ・メソッド)」 を活用した廃棄物管理事業である「北九州(KitaQ)方式コンポスト事業」の普及をアジアを中心とし世界各国に対し行っている。  海外での協力の進展に伴い、課題や教訓が浮き彫りになってきたため、各国における経験、教訓を共有する場として、2011年6月から7月にかけて、主要な協力対象国である、インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイから10カ国19都市を北九州に招へいし、「KitaQ方式コンポスト事業ネットワーク会合」を開催した。会合では、継続的にコンポスト事業を展開していくためのノウハウ、知見が共有され、情報共有、各都市にインセンティブを与える場としての都市間ネットワークの有効性が確認された。
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© 2011 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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