燕・弥彦総合事務組合環境センターにおける基幹的改良工事

抄録

燕・弥彦総合事務組合環境センターでは，施設の延命化，CO2削減に加え，さらなる性能改善を目的とした基幹的改良工事を実施した。各設備のインバータ化や炉床負荷増加による押込空気量の削減などを行うことで，消費電力の削減を図り，CO2排出量を7.8%削減することが確認できた。また給じんシステムの改良によるごみの定量供給性の向上，及びレーザ式O2計を用いた燃焼制御性の向上などにより，良好な排ガス性状も確認することができ，安定した操業を継続している。