三重県では、過去の大規模な不法投棄事案等の経験を踏まえ、警察や市町、事業者、地域活動団体等多様な主体と連携するとともに、本庁及び県内9か所の地域機関担当職員による継続的な立入検査を行う等、監視・指導体制を強化してきた。この度、監視・指導体制強化の一環として、平成20年から使用している「産業廃棄物監視・指導支援システム」の改修等を行った。
同システムの改修等による効果は、今後運用していく中で定量的な検証が必要であるものの、一定の業務効率化が図られるとともに、公平で公正な監視指導に資することができた。今後は、同システムと連携させた通報システムを実用化することによって、より迅速な初動対応が実施できる体制を確立する等により、三重県の産業廃棄物の適正処理の確保を進めていく。