発表者はこれまで、ごみ処理施設の環境学習施設・設備(以下施設という) に対する社会的位置付けや制度の①基礎調査、そして計画段階における課題を指摘して②施設・設備の可能性へ向けた考察を行った。
本研究では②(設置者視点)と対極のステークホルダー(利害関係者視点)との関係性に注目して、 ③施設業務の改善について考察する。研究方法としては、ステークホルダーの把握、時系列で関係性モデル整理、施設業務の要素分析による可視化、そして解決策の検討を行い、業務改善へ向けた考察を導き出す。
今後、業務改善の検証として④実態調査アンケート(9〜11月予定)を実施し、⑤改善検証として新たな運営評価方法の開発をめざすが、本考察において、④における設問資料も得られることになる。
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