主催: 一般社団法人廃棄物資源循環学会
会議名: 第33回廃棄物資源循環学会研究発表会
回次: 33
開催地: 宮崎大学
開催日: 2022/09/20 - 2022/09/22
大阪公立大学 日立造船
大阪公立大学
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都市ごみ焼却における酸性ガスの原因となる硫黄と塩素の挙動を解明することを目的に,焼却施設内における硫黄と塩素の物質収支を把握した。日本国内4カ所の焼却工場から採取した主灰,集塵灰,熱回収残渣(ボイラ灰・エコノマイザ灰・減温塔灰)中の硫黄と塩素の含有量を分析した。また焼却施設の運転条件や焼却残渣の発生量の情報に基づき,物質収支を試算したところ,熱回収残渣に硫黄は8%,塩素は2%が分配され,硫黄は塩素と比べて,熱回収残渣に分配されやすいと考えられた。
廃棄物学会研究発表会講演論文集
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