主催: 一般社団法人廃棄物資源循環学会
会議名: 第33回廃棄物資源循環学会研究発表会
回次: 33
開催地: 宮崎大学
開催日: 2022/09/20 - 2022/09/22
循環型社会の進展により廃棄物の最終処分量は大幅に減少したが、依然として新規最終処分場の確保が困難な状況にあり、埋立地は可能な限り長期に使用し、かつ埋立が終了したら早期に廃止することが望まれる。一方、最終処分場では限られた埋立空間にいかに効率よく廃棄物を埋立処分するかが重要となる。しかし、埋立処分の際に実施する即日覆土及び中間覆土で使用する覆土の量は、一般廃棄物最終処分場の全容量の20%~30%を占め、延命化への課題となっている。このような背景の下、覆土代替材の研究開発を行った。今回は浸出水量制御に関する研究1、2、3、4)の結果に引き続き、覆土代替材の散布による飛散防止効果及び効果継続期間の確認実験を行ったので報告する。