抄録
医療・福祉用具や住環境整備に関わるエンジニアが必要としている情報をデータベース化し,それらを必要に応じて的確に選別するアルゴリズムを備えたe-Learningシステムの運用を試みた.格納される情報を大きく5つの範疇に区分した.疾患・身体状態の発生メカニズムや動作介助などを,可能な限り工学系の基本である機構力学などを中心としたメカニックスと連携させ,学習のモチベーションをあげた.介護保険制度などについては福祉用具の貸与条件などエンジニアに直接関わりが深い部分からのアプローチを多くした.バイオエンジニア養成校にてシステム運用を行ったところ,当該範囲の知識の習得が効率よく行えることが確認できた。