日本医真菌学会総会プログラム・抄録集
Print ISSN : 0916-4804
第49回 日本医真菌学会総会
セッションID: P-14
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Neosartorya および Aspergillus section Fumigati に分類される種の分子系統について
矢口 貴志*堀江 義一松澤 哲宏西村 和子
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抄録
目的: Neosartorya 属は Aspergillus section Fumigati のテレオモルフでこれらに分類される種のなかには N. fennelliae, N. fischeri, N. glabra, N. pseudofischeriA. fumigatus などの様にヒトや動物に真菌症を起こす種が報告されている。近年、多くの種が新種として報告されているが、それら追加種を含めた分子系統的な研究はなされていない。今回アナモルフ種を含め系統解析を行い形態学的知見と比較したので報告する。菌株: Neosartorya は既知の 20 種、未報告の 7 種、section Fumigati は既知の 9 種、未報告の 2 種について系統解析をおこなった。方法: ITS 領域、ハイドロフォビン、β-チューブリン遺伝子の塩基配列を用いて系統解析を行なった。結果: 3 領域の解析の結果、ハイドロフォビン、β-チューブリン遺伝子を用いた解析結果が形態学的知見と矛盾が少なかった。β-チューブリン遺伝子を用いた解析では、(1) N. fischeri, A. fumigatus, A. lentulus など、(2) N. spinosa, N. glabra など、(3) N. aureola, N. udagawae など、(4) N. pseudofischeri, N. quadricincta など、(5) N. nishimurae など、(6) N. otanii, N. fennelliae などを含むクラスターに大きく分けられた。また、今回の解析と SEM による形態的観察により数種の新種と思われる種が認められた。
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© 2005 日本医真菌学会
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