目的:看護基礎教育におけるアンプルカットの手技に関するテキストの記載内容および提示方法を明らかにし, 安全なアンプルカットの教育方法を検討する.
方法:アンプルカットの手技の記載がある和文・英文テキスト29件を対象に, アンプルカットの基本動作の《把持する》《力を加えて折る》《手と手を離す》の内容と提示方法を抽出し, 質的に分析した.
結果:《把持する》はカットマークと指の位置を示す画像の提示が多かったが, 実施者目線ではない画像もあり, 位置や向きが読み取れないものもあった. 《力を加えて折る》は折る部位・起点・方向の3要素の一部が欠けるもの, 明確に伝わりにくい説明があった. 手の方向・腕の使い方は根拠の説明や画像提示が少なかった. 《手と手を離す》は動画の提示が最も多く, 英文テキストのみに根拠の説明が記載されていた.
考察:安全なアンプルカットのためには, 動作の目的や根拠, 把持する部位や方向を補い教育する必要性が示唆された.