日本看護技術学会誌
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短報
グリセリン浣腸の実施状況に関する実態調査
─1総合病院の産婦人科病棟における検討─
加賀谷 奈穂子武田 利明
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2007 年 6 巻 2 号 p. 23-29

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抄録
 近年, 立位でのグリセリン浣腸実施による直腸穿孔などの有害事象が報告されているものの, 立位での実施状況が把握できていない. そこで, 浣腸技術の問題点や課題を明らかにするために, 浣腸実施頻度が高い産婦人科病棟において実態調査を実施した. その結果, 全体の68.2% (22例中15例) に立位での浣腸実施経験があることが明らかになった. さらに, 左側臥位においてもカテーテル挿入の長さ, 浣腸液の注入速度が実施者によって異なり, 立位では挿入したカテーテルの長さが不明であることを示す結果が得られた. 左側臥位で浣腸を実施することが原則とされているが, 今回の調査から立位で浣腸を実施していること, 原則である左側臥位でも手技や方法がさまざまであることが示唆された. 今後, 立位での実施状況についてさらに詳しく調査, 分析するとともに, グリセリン浣腸技術を見直す必要性がある.
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© 2007 日本看護技術学会
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