日本栄養・食糧学会誌
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総説
栄養生理作用解明のための食品と生体成分の分析法開発
(平成20年度日本栄養・食糧学会奨励賞受賞)
仲川 清隆
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2009 年 62 巻 3 号 p. 115-122

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抄録

食品や栄養成分の健康維持に関わる研究が広く行われている。しかし, 実際のヒトで成分を解析する場合難しい面があり, その一因として分析法が十分に確立されていないことが挙げられる。本研究では, 従来微量分析が困難であった茶カテキンをはじめとする種々の食品成分, および新たな疾病要因と考えられる生体膜脂質のメイラード (グリケーション) 産物について, 分析法の開発を目指した。本稿では, 脂質グリケーション産物の分析技術と, その食品・栄養学研究領域への活用を中心に概説する。

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© 2009 公益社団法人 日本栄養・食糧学会
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