栄養と食糧
Online ISSN : 1883-8863
ISSN-L : 0021-5376
小児期に於ける各種無機成分の代謝に関する研究
第7報 実験的佝僂病動物の骨および肝臓中の無機成分について
後藤 たへ
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1957 年 10 巻 2 号 p. 72-75

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抄録
以上要するに骨および肝臓中のCa並びにPはそれらの排泄状態と逆に佝群において判然と対照より含量を減少した。又骨の栄失佝群並びに肝臓の佝群のK含量は判然と対照より増量を示し, 更に又骨中のFeとCu含量も佝群において減少したことも第5報並びに第6報に報告した実験的クル動物が対照に比べてCa, P, Fe, Cuの排泄を増しK並びにNaの排泄を減少したことと何等かの関連が予想されるものである。
なお又肝臓中のFeおよびCu含量が佝群において対照より増量し, しかも亦FeとCu含量が骨の様に相似でなく相反した様相を示したことなど更に問題のあることと思われる。
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© 社団法人日本栄養・食糧学会
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