東北大学農学部生活科学科 有山研究室
1958 年 10 巻 4 号 p. 209-214
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以上要ずるに今回の実験によりV. Cは調理損失が, 和洋食共に相当大であり, 特に和食は洋食よりも大である。これは食品材料及び調理法の違いによるものであるが, 調理法の影響が特に大きいものと思われる。また本実測値並びに備考として書きそえた分析表値からみてもV. Cはこの程度の献立でも充分でない上に調理による損失を考えるならば更に一層, V. Cの不足が考えられる。よつて献立作成の材料の選択と共に調理法の検討の必要性が認められる。
榮養・食糧學會誌
日本栄養・食糧学会誌
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