国立公衆衛生院栄養生化学部
1967 年 19 巻 5 号 p. 344-347
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Schales-Schalesによる血清クロールの測定法を食品中の食塩定量に応用し, 試料の処理法を簡易化し, 種々の食品について測定を試みた結果, 能率的にかなり低濃度 (Clイオン約0.0005Nまで) の食塩も或程度測定できることを見出した。この方法の利点は特殊な機械, 器具類を必要とせず, 操作が容易迅速で, 多数のSampleが処理できること, 少量の試料でかつ相当希釈して測定するため, 色素を使用したものおよび有色食品もかなり測定できることなどである。
榮養・食糧學會誌
日本栄養・食糧学会誌