1967 年 20 巻 3 号 p. 202-204
1. Clayらの方法により, 学校給食用輸入脱脂粉乳の蛋白性還元物価 (P.R.S価) を測定した。
(1) 保存期間の長い粉乳はP.R.S価は大きくなる。
(2) 粉乳酸度とP.R.S価にはとくに関連はない。
(3) 高温貯蔵 (45℃) 中におけるP.R.S価の変化を測定した。
(4) 液体還元乳の高温貯蔵 (40℃) 中のP.R.S価を測定した。3~4時間の範囲では殆んど変化がないか, むしろ減少した。
2. 市販牛乳についてP.R.S価を測定した。