栄養と食糧
Online ISSN : 1883-8863
ISSN-L : 0021-5376
ビタミンCの酸化に及ぼすビタミンB類及び鹽化ソーダの影響
(第3報) ビタミンB1, B2及び鹽化ソーダの影響
一瀬 義文
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1954 年 7 巻 2 号 p. 76-79

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抄録
(1) 合成l-アスコルビン酸, ビタミンB2及びB1を加えて煮沸した場合はl-AAに對するB1の量が少くB1の量が多く煮沸時間が短い程l-AAの殘存率は對照に比して大きかつた。
(2) l-AAに對するB2の量が多くB1の量が少く加熱時間が長い程l-AAの殘存率は小さかつた。
(3) l-AAにB2, B1及びNaClを加えて煮沸した場合はl-AAに對するB2及びB1の量が少く煮沸時間が短い時は殘存率は對照と殆んど同じであつた。またこの場合にはl-AAに對するB2の量が多いと殘存率は對照より小さかつた。
(4) B2, B1を加えてキャベツを水煮した場合はCに對するB2の比が少い場合はキャベツに含まれた總ビタミンCの殘存率は對照と大差なかつたが, B2の比が増加すると對照より小ざくなつた。この場合もB1の量が多くなるにつれて殘存率は増加した。
(5) B2, B1及びNaClを加えて水煮したキャベツの葉に於ては單なる水煮の場合に比べて殘存率は概して大差なくNaClの量が増すにつれて殘存率は小ざくなつた。
(6) l-AA及び天然Cに夫々B1, B2更にNaCを加えて水煮した場合は兩者共にほぼ同じ結果であつた。
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© 社団法人日本栄養・食糧学会
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