(社) 長野県農村工業研究所
1986 年 39 巻 1 号 p. 63-66
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マタタビ茶中のAsA量ならびに他の化学成分量について分析を試み, 緑茶と比較検討を行なつた結果, 若干の知見を得た。1) マタタビ茶は緑茶の10倍にも及ぶAsA量を含有していた。2) 生葉中のAsAは微量であるが蒸熱することにより急激に増加し, その蒸熱条件は100℃15秒が最適であった。3) マタタビ茶成分の同定をGC-CIMSで行ない, AsAが含まれることを確認した。4) β-カロチン, クロロフィルを多量に含有し, またCaとKについてもきわめて高い定量値を示した。
榮養・食糧學會誌
栄養と食糧
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