目的:急性期脳卒中片麻痺患者において座位での下肢荷重力が発症後2週時の歩行自立を予測できるのかを検討した。
方法:対象は、急性期脳卒中片麻痺患者63名[75(69-84)歳]であった。初期評価時に座位での下肢荷重力を測定した。歩行能力は発症後2週時に機能的自立度評価法の運動項目(functional independence measure motor items : FIM-M)で評価した。歩行自立の可否を従属変数とした2項ロジスティック回帰分析を実施し、予測に有効なカットオフ値を算出した。
結果:歩行自立を予測する因子は、座位での下肢荷重力であった[調整オッズ比:0.89(0.81-0.98)]。歩行の自立を予測するカットオフ値は22 kg(曲線下面積=0.88)であった。
結語:座位での下肢荷重力は、急性期脳卒中片麻痺患者において、発症後2週時の歩行自立を予測する有用な指標である。