知能と情報
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実践研究論文
知的シーケンス制御と PID制御の複合制御系の構築とエチレン装置での整定操作の自動化
谷 哲次竹内 健史
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2009 年 21 巻 1 号 p. 69-76

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抄録
PID制御は適用が容易で,信頼性の高いフィードバック制御法として広く装置制御に用いられている.しかしながら,スタートアップ,シャットダウン時や原料切替え時などの動特性が大きく変化するようなプロセスに対しては,十分な制御性能が得られないことがある. このような場合,熟練ボードマンは経験に基づいた知識や判断により,PID制御だけでは十分な制御性能が得られない場合において,適切な介入を行うことにより制御性能を継続的に満足させることが可能である. エチレン装置ではデコーキング操作があり,このときプロセスが大きく変動するため,熟練ボードマンはPID制御に対して操作介入してプロセスを整定している.そこで,ボードマンの介入部分をインテリジェントをもつシーケンス制御(知的シーケンス制御)に置換え,知的シーケンス制御と PID制御の複合制御系を開発し,実装置で有効であることを実証した.
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© 2009 日本知能情報ファジィ学会
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