知能と情報
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原著論文
周辺性に基づくネットワーク形成とその安定性
藤本 勝成
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2012 年 24 巻 4 号 p. 901-908

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抄録
ネットワークにおける,各ポジションの中心性(中心度)に関する概念は,これまでに,社会ネットワークの分野で議論されてきている.しかしながら,その双対概念としても考えられる周辺性(周辺度)に関する研究はほとんどされていない.しかしながら,インターネットや交通網の伸展における費用負担の問題を考えた場合,中心性の高い節点よりも,周辺に位置する節点(新たに,ネットワークに接続するノード)の方が多くの費用負担を強いられる.これは,周辺に位置する節点の方が,ネットワークに接続するに際して,相対的に,より大きな便益を得るためであると考えられる.それゆえ,周辺性そのものに注目することは重要である.本稿では,ネットワークにおける周辺性に関して議論すると共に,この周辺性を基にどのようなネットワークが形成されていくのかについて考察する.
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© 2012 日本知能情報ファジィ学会
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