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ファジィ測度(φs変換)によるFCR法アルゴリズムを参考にした新しい矛盾度指標の提案
小田 哲久高萩 栄一郎
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2025 年 37 巻 1 号 p. 586-590

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抄録

FCR法(Fuzzy-set Concurrent Rating Method:ファジィ多項目並列評定法)は,両極式評定尺度法を改良した心理測定技法である.応答者は,各設問に対して正(P)と負(N)の2本の単極尺度の両方にチェックするように指示される.応答対(p,n)から,統合値Iと矛盾–無関心(無関連)指標Cが計算される,FCR法の提案後,各種のIC指標が考案されている.各種の矛盾度Cのうちで,C3はその理解しやすさから,得られたデータの実際の処理に用いることが推奨されてきた.しかし,ファジィ論理における矛盾の概念は確立されておらず,よりよい矛盾度が提案できる可能性がある.本論文では,φs変換を用いたファジィ測度モデルを適用して導出されたFCR法のための特別な指標IfmCfmを参考に,新しい矛盾–関連性指標C6を提案する.新しい指標C6は,指標Cfmと同様の特別な性質を持ち,様々な統合アルゴリズムとの組み合わせでIR法(Improved Rating Method,改良評定尺度法)に適用できる.

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© 2025 日本知能情報ファジィ学会
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