日本口腔インプラント学会誌
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特集 Back to the Basics(臨床の疑問に答える)part Ⅰ
インプラント補綴の診断とトリートメントプランニング
田中 秀樹
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2017 年 30 巻 4 号 p. 252-258

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抄録

現在インプラントの普及に伴い,より安全で確実な治療が求められている.そのような中で,ガイデッドサージェリー,CAD/CAMシステム,CBCTをはじめとするデジタルソリューションの新潮流が訪れている.患者にとって満足のいくインプラント補綴を考えると,欠損部位の骨質,骨量,軟組織の診断のみならず,天然歯のパフォーマンスの診断,歯周病,そして顎位や歯列,咬合力の診断や,患者の食嗜好および価値観を踏まえた上で,エビデンスに基づいた補綴設計と治療戦略を立案することが重要になってくる.つまり患者の価値観と希望する治療結果像などを踏まえた上で,患者とともに熟考し立案された術前の補綴設計で,上部構造の種類,マテリアルの選択,アバットメントの種類と形態,また多数歯欠損症例においては,可撤性補綴装置か,固定性補綴装置かなどを患者と確認し,またそれに必要なインプラントの本数や配置,埋入方向などを決定していく必要がある.

本論文では,咬合の調和と審美の両立を考えたインプラント補綴治療のアプローチ方法,その後上部構造を考慮に入れたインプラントの埋入ポジションの決定と,これらをより確実で安全に実践するために有効なサージカルガイドシステムの応用法などを解説していきたい.

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© 2017 公益社団法人日本口腔インプラント学会
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