日本口腔腫瘍学会誌
Online ISSN : 1884-4995
Print ISSN : 0915-5988
ISSN-L : 0915-5988
シンポジウム5:「口腔がんの理想的な再建手術とは?」
広範囲な下顎区域切除に対する理想的な下顎再建
平井 英治去川 俊二山本 晃三西川 健藤井 誠子
著者情報
ジャーナル フリー

2019 年 31 巻 4 号 p. 176-180

詳細
抄録

下顎区域切除後再建の目的は,整容性,咀嚼機能の維持で,咀嚼機能の維持には残存歯の咬合が重要で,術後無歯顎症例になる症例では咀嚼機能の低下が大きい。
無歯顎になる症例では,骨移植と広範囲顎骨支持装置を用いた補綴は理想的な再建方法の一つだが,適応症例が限られるため,多くの症例に適応可能な再建方法が必要である。

著者関連情報
© 2019 一般社団法人 日本口腔腫瘍学会
前の記事 次の記事
feedback
Top