超音波駆動メス (ハーモニック・スカルペル) の口腔外科手術への応用

佐野 和生; 関根 浄治; 成松 雄治; 釜崎 勢大; 長富 浩一郎; 道津 浩代; 岩本 宏明; 井口 次夫

doi:10.5843/jsot.10.22

佐野和生, 関根浄治, 成松雄治, 釜崎勢大, 長富浩一郎, 道津浩代, 岩本宏明, 井口次夫

著者情報

キーワード: 超音波, 超音波駆動メス, 手術器械, 口腔外科手術

ジャーナルフリー

1998 年 10 巻 1 号 p. 22-27

DOI https://doi.org/10.5843/jsot.10.22

詳細

抄録

超音波駆動メス (ハーモニック・スカルペル (HS) ) を口腔外科手術に応用した。周波数55, 500Hzによる機械的振動が切開と凝固を可能にする。HSを用いることによって血管結紮数を減らすことができ, 確実な止血も得られた。近い将来, HSは口腔外科手術に必要な手術器械として普及する可能性があると思われる。

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）