千葉県循環器病センター小児科
2015 年 31 巻 3 号 p. 95-101
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チアノーゼとは皮膚・粘膜の青紫色変化で,中枢性ないし末梢性チアノーゼでは毛細血管内血液の還元ヘモグロビン濃度が5 g/dl以上になると出現し,血液性チアノーゼでは異常ヘモグロビン血症が原因となる.チアノーゼの出現に際しては,様々な要素に影響されるため,必ずしも低酸素血症と同義ではない.チアノーゼが長期間持続するチアノーゼ性心疾患やアイゼンメンゲル症候群では,種々の全身合併症が発生するため,適切な管理が必要となる.
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