小児歯科学雑誌
Online ISSN : 2186-5078
Print ISSN : 0583-1199
ISSN-L : 0583-1199
各種齲蝕活動性試験法の臨床的比較
第2報 検体採取条件との関係
細矢 由美子, 安藤 匡子, 高風 亜由美, 池田 靖子, 加島 知恵子, 後藤 讓治
著者情報
ジャーナル フリー

1991 年 29 巻 3 号 p. 560-568

詳細
抄録
口腔清掃状態,食後経過時間,ブラッシング後経過時間,歯磨剤使用の有無が齲蝕活動性試験結果に及ぼす影響について調査した.
調査の対象は,3歳から17歳6カ月(平均年齢7歳3カ月)の小児100名(男児49名,女児51名)である.齲蝕活動性試験法としては,ミューカウント,RDテスト“昭和”,カリオスタットTMを用いた.
調査の結果,下記の結論を得た.
1.口腔清掃状態が齲蝕活動性試験結果に及ぼす影響については,カリオスタット48時間値のみに影響がみられた.
2.ブラッシング後経過時間が齲蝕活動性試験結果に及ぼす影響については,カリオスタット48時間値のみに影響がみられた.
3.食後経過時間とブラッシング時の歯磨剤使用の有無は,今回用いた齲蝕活動性試験のいずれの結果にも影響を与えなかった.
著者関連情報
© 一般社団法人 日本小児歯科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top