小児歯科学雑誌
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歯ブラシ摩耗とグラスアイオノマーセメントのフッ素徐放について
小出 武村上 由見子山賀 まり子大東 道治
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1995 年 33 巻 3 号 p. 511-516

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抄録
GICからのF徐放については種々の因子が影響すると考えられるが,口腔ず内で生る咬耗や摩耗などの外力との関連性については推測の域を出ておらずたも,基礎的に検討しのはない. そこで,著者らは独自に開発した歯ブラシ摩耗試験機を用いて,荷重500g,負荷回数10,000回の条件で,2種類のGICの摩耗試験を実施し,摩耗中および摩耗後にF徐放量を測定するとともに,摩耗面を観察し,以下の結果を得た.
1.歯ブラシ摩耗中GICの摩耗面からFの放出を認めた.
2.歯ブラシ摩耗後GICの摩耗面からのF徐放量は増加した.
3.摩耗面は気泡やコアの脱落による凹凸が観察された. 摩耗による新生面の露出とともにこの凹凸が摩耗後のF徐放量の増加と関連したと考えられた.
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© 一般社団法人 日本小児歯科学会
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