小児歯科学雑誌
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隣接面齲蝕の評価法の検討
第1報 齲蝕現症と細菌学的,形態的および行動科学的因子との関係
山本 誠二壺内 智郎新谷 智佐子土肥 範勝松村 誠士宮城 淳Ji YingHulan Ulamnemekh中村 隆子仲井 雪絵下野 勉滝川 雅之
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2001 年 39 巻 3 号 p. 516-525

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抄録
隣接面齲蝕の効果的な評価法の確立を目的として,乳臼歯隣接面齲蝕の現症および口腔内状態と細菌学的,形態的因子および生活習慣との関係について検討を加え,以下の結論を得た.
1.ミュータンス連鎖球菌数(以下MS数)が105CFU/ml以上の群は,105CFU/ml未満の群と比較して齲蝕に罹患している割合が有意に高く,齲蝕重症度指数(以下CSI)も高かった.
2.MS数の全連鎖球菌数に占める割合(以下SM比率)が10%以上の群は,10%未満の群と比較して齲蝕に罹患している割合が有意に高く,CSIも高かった.
3.乳酸桿菌の多数検出群(測定不能)は検出不能群(10CFU/ml未満)と比較して齲蝕に罹患している割合が有意に高かったが,少数検出群(10~3000CFU/ml)と検出不能群との間には有意差が認められなかった.CSIにおいては,多数検出群および少数検出群は検出不能群と比較して有意に高かった.
4.齲蝕に罹患している部位ほど隣接面におけるカリオスタット試験®の48時間値が有意に高かった.
5.歯間空隙が有る群は,無い群に比較し齲蝕罹患部位が有意に少なかった.
6.生活習慣については,歯科受診前の刷掃習慣および昼間の養育者などの生活環境と有意な関係があった.
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© 一般社団法人 日本小児歯科学会
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