日本体育学会大会予稿集
Online ISSN : 2424-1946
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第68回(2017)
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一般研究発表(14) 介護福祉・健康づくり
14介−09−口−09 男性勤労者の生活における身体活動量と身体組成との関連
*笠原 岳人馬 佳濛齋藤 まり朴澤 泰治
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p. 308_3

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抄録

 我が国における健康づくり施策では、国民の身体活動が促進されることにより、肥満や生活習慣病の予防に対する効果が期待されている。日々の健康管理に心がけ、健康寿命の延伸に向けた取り組みを推奨していくためにも、日常生活における身体活動量のさらなる向上が不可欠である。しかし、国民一人ひとりのライフステージに応じた健康づくりを推進していくには、身体活動を生活全般の活動として捉えていく必要がある。しかし、就業のため時間や機会が制限されている勤労者においては、生活全般における日々の身体活動量の実態と、健康の指標とされる身体組成との関連を示した報告が少ないのが現状である。そこで本研究では、M県内の企業に従事する一般の男性勤労者を対象に、生活全般の身体活動を評価できる質問紙(GPAQ)を用いて、生活全般における身体活動量を調査した。さらに、InBody S10を用いて身体組成を測定し、対象者一人ひとりの身体活動量との関連を明らかにしていく。

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© 2017 一般社団法人 日本体育学会
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