肝細胞癌合併C型肝硬変の血小板減少症に対してtriple coaxial catheter systemを用いて部分的脾動脈塞栓術（PSE）を施行した1例

新井 弘隆; 豊田 満夫; 高山 尚; 阿部 毅彦

doi:10.11423/jsph.19.192

症例報告

肝細胞癌合併C型肝硬変の血小板減少症に対してtriple coaxial catheter systemを用いて部分的脾動脈塞栓術（PSE）を施行した1例

新井弘隆, 豊田満夫, 高山尚, 阿部毅彦

著者情報

キーワード: triple coaxial catheter, partial splenic arterial embolization (PSE)

ジャーナルフリー

2013 年 19 巻 4 号 p. 192-195

DOI https://doi.org/10.11423/jsph.19.192

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抄録

今回我々は，脾動脈が非常に屈曲・蛇行の激しい末梢到達困難例において，high-flow type catheterと1.9Fr non-tapered microcatheterを用いたtriple coaxial catheter systemにより部分的脾動脈塞栓術（PSE）を完遂し，その後の肝細胞癌の治療を安全に施行しえたC型肝硬変の一例を経験したので報告する．

責任著者(Corresponding author)

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