三宿病院消化器科
2021 年 27 巻 1 号 p. 25-27
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BAVENOコンセンサスワークショップで議論されてきた主たるテーマは,門脈圧亢進症に対する薬物療法であり,その基準となる検査は肝静脈圧測定である.一方我が国は,治療は内視鏡が主体であり,主要な検査は高額な機器による画像検査である.この違いが生じた理由は,歴史的見地にたてば説明可能である.主要な業績を引用して門脈圧亢進症診療をレビューし,我が国からBAVENOワークショップに参加する際の,参考として解説した.
日本門脈圧亢進症食道静脈瘤学会雑誌
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