日本門脈圧亢進症学会雑誌
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Editorial
門脈圧亢進症に対する外科的治療:開腹および低侵襲アプローチ
加藤 悠太郎
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2024 年 30 巻 1 号 p. 10-15

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抄録

門脈圧亢進症に対する外科的治療として,門脈大静脈シャント術や選択的シャント術など門脈血流を迂回させるシャント術,下部食道・胃上部への門脈血流を遮断して食道・胃静脈瘤の縮小を主眼におくHassab手術や食道離断術などの直達手術,その他脾摘術,肝移植,腸間膜静脈門脈バイパス術などがある.食道・胃静脈瘤に対して内視鏡あるいはIVRを用いた治療が第一選択となった近年,外科的治療の適応は少なくなっている一方で,非外科的治療が困難な症例に対する脾摘術やHassab手術は広く行われている.また近年の低侵襲外科手術の発達により,先進的施設ではこれらの術式は積極的に腹腔鏡あるいはロボットを用いて行われている.さらに門脈圧亢進症の原因が重度肝硬変などによる末期肝不全である場合には,臨床症状や病態の進行度を見極めて適切に肝移植の適応を判断することが重要である.

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© 2024 日本門脈圧亢進症学会
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