九州大学大学院医学研究院災害救急医学
2002 年 8 巻 3 号 p. 194-200
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門脈圧亢進症における, 胃上部門脈系血管抵抗の著明な低下に伴う流入血流量および流出血流量の増加, すなわち胃上部の局所循環亢進状態を提唱し, 食道胃静脈瘤出血の重要な発生要因と考えた.病態として, 胃動静脈吻合の開存や, 胃粘膜筋板直下のらせん型細動脈の直線化などの病理組織学的変化を明らかにした.最近では, 食道胃粘膜の微小循環における一酸化窒素等の役割を明らかにした.
日本門脈圧亢進症食道静脈瘤学会雑誌
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