手稲渓仁会病院消化器病センター
2002 年 8 巻 3 号 p. 201-204
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F0/F1再発食道静脈瘤に対する内視鏡的硬化療法 (EIS) の成績についてretrospectiveに検討した.細径で屈曲蛇行のある静脈瘤であるが, 手技に精通すれば約9割の確率で血管内注入が成功した.目的通りに十分に供血路まで注入されると, その後の再々発率, 出血率が有意に改善する傾向が認められた.基盤病変が安定しており長期生存が期待できる例においては, 再発静脈瘤に対しても初発静脈瘤と同様にEISがきわめて有用な治療法と思われた.
日本門脈圧亢進症食道静脈瘤学会雑誌
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