日本門脈圧亢進症学会雑誌
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胃静脈瘤に対するB-RTO手技の標準化に向けた工夫
相方 浩北本 幹也平賀 伸彦渡辺 将史光井 富貴子高木 慎太郎森 奈美丁 守哲児玉 英章白川 寛夫高橋 祥一茶山 一彰
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2003 年 9 巻 4 号 p. 207-212

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抄録
胃穹窿部静脈瘤に対するBalloon-occluded retrograde transvenous obliteration (B・RTO) において, 以下の如く, 各種手技的工夫をルーチン化し行った.1) MD-CTによるB-RTO適応判断と効果判定, 2) マイクロカテーテルの使用, 3) 側副血行路のマイクロコイル塞栓, 必要であれば純エタノールの少量間歇投与, 4) 50%ブドウ糖液投与, 5) 5%EOI段階的注入 (max0.4ml/kg/day), 6) 翌日までカテーテル留置後再造影, 必要であれば再tryする.胃静脈瘤36例中完全塞栓は32例 (89%) であった.Hirota分類別の完全塞栓率は, Grade 1 100% (5/5), Grade 2 100% (8/8), Grade 3 92% (11/12), Grade 4 80% (8/10).5%EOI平均投与量は22.5mlであった.B-RTOにおける各種手技的工夫をルーチン化することで, 少ないEOI量で高い成功率が期待でき, 手技の標準化が可能と思われる
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