日本小児血液・がん学会雑誌
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第4回女性・若手医師活動支援シンポジウム:女性医師や若手医師のキャリア支援
小児がん長期フォローアップに魅せられて
加藤 実穂
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ジャーナル 認証あり

2025 年 62 巻 2 号 p. 128-134

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抄録

医学生時代のある出会いを機に小児がんの道を志し,小児がん長期フォローアップに携わりたいという思いを胸に医師になった.研修医時代に米国にて全人的な小児がん長期フォローアップ体制が実装されている現場を目の当たりにし,日本にも系統的な体制を導入する道を模索する過程で,ご縁に導かれるように臨床現場から成育データセンターに着任するに至った.その後成育データセンターとして本邦における長期フォローアップ体制の構築事業に携わり,現在,その体制の実装や他分野への適用,国際連携の基盤づくりのための準備等を行っている.未だ道半ばではあるものの,振り返ると,重要な転換点には常に小児がん領域において偉業を成し遂げてこられた先生方との有難い出会いがあり,それらすべての出来事が一連の流れのなかでつながっていたと感じている.

日頃から夢を意識し,それに向かって誠実に行動していれば,誰にでもチャンスは巡ってくるものと思う.いざチャンスが巡ってきた時にすぐに手を伸ばせるよう,予め自身の独自性を高めるよう努めることは有用と考える.また何より,人様とのご縁を大切にすることに尽きるように思う.

私のキャリア形成は王道とは異なるものであるが,女性・若手医師が将来について考える際に,ほんの少しでもお役に立てれば幸いである.

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