横浜市立大学整形外科
関東労災病院整形外科・脊椎外科
2020 年 11 巻 10 号 p. 1214-1219
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椎体後壁損傷のある胸腰椎移行部の骨粗鬆症性椎体骨折(OVF)に対して施行したBKP+後方固定術とP-VCR+後方固定術を比較した.BKP+後方固定術は,手術時間,出血量が有意に少なく,低侵襲な手術であった.両群ともにscrewのlooseningや新規椎体骨折に伴う矯正損失はみられたが,矯正損失による再手術例はなく,BKP+後方固定術は高齢者に対する術式として適している.
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