Journal of Spine Research
Online ISSN : 2435-1563
Print ISSN : 1884-7137
原著
骨粗鬆症性椎体骨折後後弯変形に対するlateral access corpectomyにおける臨床成績と矯正のこつ―至適アライメントを獲得する最良の手順は前方からである―
石原 昌幸谷口 愼一郎谷 陽一朴 正旭足立 崇串田 剛俊安藤 宗治齋藤 貴徳
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2020 年 11 巻 10 号 p. 1220-1227

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抄録

骨粗鬆症性椎体骨折後後弯変形(以下KOVF)に対してlateral access corpectomy(LAC)を行った連続28名の手術手順,臨床成績について検討した.前方より十分な解離及び徒手整復を行うことで良好な矯正が得られ,後方はpercutaneous pedicle screw(PPS)で手術可能であり後方骨癒合のないKOVFにおいては,前方からの手術手順が望ましいと考えられる.

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© 2020 Journal of Spine Research編集委員会
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