高知大学医学部整形外科
2020 年 11 巻 12 号 p. 1323-1328
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骨粗鬆症性椎体骨折後の脊柱矢状面アライメントの変化を75症例で調査した.胸腰椎移行部椎体骨折(Th10-L2)は,局所後弯に対して骨盤後傾,腰椎前弯でアライメントを代償していた.中下位腰椎椎体骨折(L3-5)では,骨盤後傾と胸椎後弯減少でアライメントを代償していた.椎体骨折は骨折レベルが下位腰椎になるほど腰椎前弯が減少するため代償しきれずSVAが大きくなり,腰痛VASも大きい傾向となっていた.
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